新卒で入社した会社が嫌で仕方なく、第二新卒の肩書を使えるうちに転職しようと考えている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、はじめての転職活動でわからないことも多く、とりあえず「転職エージェント」にしておけばいいかと、考えてしまいがちです。
転職エージェントは便利ですが、使い方を間違えると、また自分に合わない会社で働くことになってしまいます。
第二新卒で転職に失敗したとしても、まだやり直しがきく年齢ですが、一度遅れてしまったキャリアを取り戻すのはなかなか大変です。
よりよい職場環境を探すためにも、転職先・転職エージェント選びは慎重に行って損はありません。
この記事では、第二新卒におすすめの転職エージェントと利用するメリット・デメリット、選び方などについて詳しく解説します。
第二新卒の転職に特化した転職サイト・エージェントおすすめ7選
短期離職をしてしまい経歴に不安がある方は、第二新卒に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。
未経験可能な求人が多く、若年層に対するサポート体制が整っているため安心して利用できます。
ウズキャリ
ウズキャリの魅力
- 利用者の内定率86%以上
- 所属するキャリアカウンセラー全員が第二新卒や既卒の就活経験者
- 平均20時間に及ぶ丁寧なサポートが受けられる
- 独自の掲載基準でブラック企業を徹底排除
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ウズキャリに関する口コミ
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Re就活とエン転職を利用してますが、この時期あまり良い求人はない印象です。エージェントはUZUZという所が2時間親身に話を聞いてくれたので、良かったです。就活サイトだけだと自分・・・
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/wmzmPgPpHC— まこと 19卒 再就活中 (@UulawxSyIRC7WEz) 2019年4月16日
UZUZで転職の相談してきたんだけど、フランクで話しやすくてちゃんと相談に乗ってくれた。未経験デザイナーの求人案件はほとんどなかったけど、細かいwebデザイナーの仕事内容とかエージェント使わない転職方法とか教えてくれた。正直求人の探し方とか悩んでたからすごくありがたい。
— ひろ吉|すぐ口が開いちゃう子 (@hirorinkirorin) 2019年2月9日
ウズキャリを使って、一番良かった点はキャリアアドバイザーの方が同じような境遇を経ていて、親身に相談に載ってくれた点かな。
— よしと@イキリト (@yoshitoikirito) 2019年2月18日
公式サイト:https://uzuz.jp/
ハタラクティブ
ハタラクティブの魅力
- 支援実績15万人以上、未経験応募可能な求人を常時2,300件以上保有
- 第二新卒だけでなくフリーターや既卒の支援も充実
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ハタラクティブに関する口コミ
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昔使った人材紹介会社に連絡とってみたけど、ハタラクティブの人は結構しっかり覚えていてくれて、久しぶりの連絡を喜んでくれた。
だから個人的には2度目の転職とかにもハタラクティブを使うのはありじゃないかと思っている。
もちろんフリーターとか大学中退とか未経験からの就職なら間違いない。
— エイジ@転職のために就職ブログ運営中 (@freemanman123) 2019年2月20日
ハタラクティブでカウンセリングしてもらったけど、めっちゃ親切に対応してくれたわー
でもピンとくる求人がなかったのが残念だな
でも、これでやっと一歩だけど前進できたわ— レオ (@VFVmfkUcGhcsRUu) 2019年2月16日
公式サイト:https://hataractive.jp/
ジェイック|就業経験が3か月未満の方は特におすすめ
ジェイックの魅力
- 無料の就活講座でビジネスマナーから面接対策まで学べる
- 就職成功率81.1%、入社後定着率91%の高い実績を誇る
- 書類選考なしで面接が受けられる
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ジェイックに関する口コミ
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自分も先月末に転職活動始めてちょうど昨日内定貰うまで行けたのがありまして。
株式会社ジェイックって会社が転職支援してくれて、平日の10日間でビジネスマナー教育から最後複数の会社との面接を斡旋してくれるからオススメしたい。— マキッチャ (@leafeon_maki) 2018年6月20日
それが、ジェイックさん。
やーべんさんが働いてるところ!https://t.co/P9jywP2cwUめちゃくちゃ不安だった時に
親身に相談にのってくれて、言わば、お客さんなのに
大学に戻れるチャンスがあるなら
戻った方がいいよ!
って背中を押してくれて
すごく感動した。— しゅ んや (@Fifty0228) 2018年5月8日
実際にジェイック新宿を利用しました。セミナー自体は楽しかったです。基本的な座席の座り方、ネクタイの無難な色から名刺渡しの時の注意事項などオフィシャルな場面で使うにはかなり役に立つ知識ばかりです。
— きばさん (@baki0118) 2018年1月22日
転職サイト、ジェイックの研修とても勉強になります( ˇωˇ )
直前まですごい引きこもりの自分がここまで楽しく発言できたり自信持ててきたり出来るの本当にすごいです。
就活・転職興味ある方覗いて見てください。ご興味あれば詳細や連絡先送ります。
※信者じゃないです— 11155_創作落書き (@11155Moon) 2019年5月16日
公式サイト:https://www.jaic-g.com/
doda
dodaの魅力
- 転職サイトとエージェントサービスを併せ持っているため、効率よく転職活動が進められる
- きめ細かいフォローで利用者からの評判が高い
- 年収査定や適性診断など、その他のサービスも充実
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dodaに関する口コミ
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転職サイト4つ併用してたけど決まったのdodaだし本当にdodaで良かったな 俺の担当の方忙しいのに親身になって話聞いてくれるし内定通知メールめちゃくちゃ感動した…
— ハヤト。@無職 (@archer_hayato) 2019年4月19日
履歴書&職務経歴書作成やら転職市場について散々世話になったdodaのキャリアアドバイザーの方に就職が決まった旨を連絡した。
いろんなサイトに登録してたけど一番親身になってくれたのがdodaの方だったわけだが、結果的に自分のコネクションで就職決めたので申し訳ない気持ちがデカい。— Ryo T (@dirt_master) 2019年2月28日
公式サイト:https://doda.jp/
リクルートエージェント
リクルートエージェントの魅力
- 業界最大手の転職エージェントで、保有する求人数が非常に多い(求人数20万件以上6/5現在)
- 参加者の99%が満足した面接セミナーが受けられる
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リクルートエージェントに関する口コミ
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私は、リクルートエージェントさん1本でやらせて貰ってますwhttps://t.co/xk7RQSMGbz
丁寧で、わかりやすいですし、アプリの活用が楽です
転職成功率はかなり高いです— ミル.未経験からプログラマーになる (@zisPUga87l6lk8Z) 2019年5月27日
リクルートエージェントは丁寧に面談してくれてよかったです
— 米の原 (@hatopseudo) 2019年5月21日
つい三日前、転職のためにリクルートエージェントへ面談しにいった所ですが、キャリアインタビュアーっていう、こちらの強みを聞き出してまとめてくれる面接官のかたが親切でしたよ。希望の会社へ面談の電話をかけてくれたり、決まったけれど断りたいってんなら担当の人が代わりに連絡してくれたりとか
— Y.Koushirou (@Yo_koushirou) 2019年5月10日
公務員からフリーランスとかいう謎転職でも、真摯に話を聞いてくれて、本気で応援してくれたリクルートエージェントの担当者さん。
仕事ってのもあるかもだけど、真剣に考えてることを鼓舞してくれる人ってなかなかいない。
彼には本当に感謝してます。
— からすけ@駆け出しライター (@nandekanaa) 2019年4月12日
公式サイト:https://www.r-agent.com/
マイナビエージェント
マイナビエージェントの魅力
- 20代から信頼されている転職エージェントNO.1
- 営業職、IT系、エンジニアの転職に強い
- 親身なサポートに定評がある
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マイナビエージェントに関する口コミ
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僕はマイナビエージェントを使いました。担当の人話しやすくて良かったですよ
— こうもり (@daishinn94) 2019年1月11日
【転職活動メモ】
マイナビエージェントを使って、転職活動を始めました。
マイナビエージェントにしたのは、後輩が使ってよかったと言っていたから。
また、履歴書などのサポートがあついので、はじめての転職活動にはおすすめとなっていたのもポイント。
— たけのこ (@takenoko_blog) 2019年5月7日
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
パソナキャリア
パソナキャリアの魅力
- オリコン顧客満足度調査の転職エージェント部門第1位
- IT・通信、メーカー、医療、営業の転職を得意としている
- 利用者一人ひとりに合わせたキャリアプランを提案
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パソナキャリアに関する口コミ
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個人的感想🖋
doda ◎ レスポンス はやっ
パソナキャリア○ 誠実さ感じる
リクルートエージェント△
Bizreach 😅😭私のスペックでは門前払い。相手にさせてもらえん
LinkedIn ? まだ使い方よくわかってないない#転職活動 #転職日記— Aya-chan (@aiyatiergarten) 2019年4月7日
今日めちゃ良い日だあー💡
ワークポートさん、パソナキャリアさんに転職相談に行ってきた。
2社とも親切にアドバイス下さり自分なりの答えが出た!!
大企業を活かして、プログラミングを学べる部署に異動する!どんな手を使っても異動する!もちろんプログラミング勉強は続ける❗
燃えてきた🔥🔥— ちゃんなか@3日坊主の習慣化 (@hiepita1219) 2019年2月5日
@moto_recruit さんの記事を元に、
リクナビnextから紹介された転職エージェント、パソナキャリア と電話面談。dodaと対面面談してきた。
あくまで個人の印象としてはパソナキャリアが良かった。ガツガツしてなくてあくまで僕の利益を優先しようとしてくれる感じがした。— あいばっくす@脱社畜サロン (@ibaxx18) 2018年12月13日
転職エージェント感想3
パソナキャリア
書類選考通過率悪い。ただこちらの希望等に沿った求人を紹介してくれた。マイページのサイトがDodaと違い爆速で軽い。Dodaやリクナビは世間では人気だが、個人的にはエンやマイナビ、パソナの方がよく感じた。
— 人生迷子(再就職) (@ikirunodaruiyoo) 2018年12月19日
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
第二新卒歓迎のIT系転職エージェント2選|未経験からエンジニアを目指している方向け
近年、よくIT人材の不足がうたわれており、未経験からエンジニアを目指したい方も多いかと思います。ですが、何の知識もない未経験者を一から育てあげてくれる会社はほとんどないため、転職サポート付きのプログラミングスクールを利用するのがおすすめです。
プログラミングスクールは有料である場合が多いですが、返金保証が基本的にはついているため安心して利用できます。
GEEK JOB
GEEK JOBの魅力
- 無料でプログラミング学習ができる
- 第二新卒・20代フリーター向けの就職支援サービス
- 転職率95.1%
※以下の場合、違約金が発生するため注意
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GEEK JOBに関する口コミ
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geek jobさん体験キャンプ終了!
思った以上に感触はよかった!20代は急いで入隊して問題なさそうですよ!— なおちゃん@エンジニアになろう (@pTF9UtYqW8GDAFs) 2019年1月16日
プログラミング教室の独断と偏見に基づく感想です。
①大阪名古屋住で楽しく勉強したい!通える日も通えない日もある。直接質問したい!⇨侍エンジニア
②人付き合いや通学はしんどいからオンラインで勉強したい!⇨テックアカデミー
③転職・就活に向けて本気でプログラマー目指したい!⇨geekjob
— 湊@機械学習エンジニア (@python_mllover) 2019年3月18日
公式サイト:https://learn.geekjob.jp/
DMMWEBCAMP
DMMWEBCAMPの魅力
- 未経験から3ヶ月でスキルが身につけられる
- 転職成功率98%
- 転職できない場合は全額返金
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DMMWEBCAMPに関する口コミ
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DMMWEBCAMPの無料カウンセリング受けてきました。
自分の中の固定概念が崩れた気がします。
これはとてもいい意味です。
詳しい内容はまた記事にする予定なので、是非読んでほしいです。#DMMWEBCAMP #プログラミングスクール— ハルキハルキ/機械音痴プログラマー (@kasouharuki) 2019年5月23日
技術力の高いエンジニアになりたいのが目標なのですが、その為には何社か転職して色々な環境で経験を積むのが良いのかなと考えてます。
そして今の悩みはもう転職したくないくらいいい会社に入社してしまったことですね。#DMMWEBCAMP さんのせいですわ。マジいい会社過ぎ。— あいかわ@見習いエンジニア (@gate0619) 2019年5月11日
今日付けで #DMMWEBCAMP さんの卒業生に無事に。1月から通いだして3月末まで毎日学習して.4月からは学習から就活にシフト。先日本当に行きたい企業から無事に内定を貰えて.自分にとってスクール選択の結果は大成功で終えることができました…
本当に良かったです…!本当におせわになりました…😂— shino@エンジニアの1年生 (@sirocco_kukri) 2019年5月17日
公式サイト:https://web-camp.io/pro/
公的転職支援サービス3つ|転職エージェントが合わなかった方向け
転職エージェントは自分に合わなかったという方は、公的機関が運営する就職支援サービスを利用してみても良いかもしれません。
【公的機関が運営する就職支援サービス例】
転職エージェントほど充実したサービス体制ではないものの、ハローワークなどでも求人紹介だけでなく、履歴書の書き方や面接へのアドバイスが受けられます。
ただし、ハローワークは原則求人掲載を拒否ができないため、ブラック企業の求人が紛れこんでいます。自分自身でブラック企業の求人を見抜かなくてはならないので、利用する際は注意しましょう。
詳しくは「ニートにおすすめの就職支援サービス4選を徹底比較|特徴と使い方」も合わせてご覧ください。
ハローワークの就職相談会行って来た。担当してくれた方がとても親身で職務経歴書をテコ入れしてくれたり(内容は大丈夫だけど書き方を変えた方が良いと言われた)、面接対策についてのアドバイスを沢山貰った。次回もその人を指名で相談するつもり。多分転職エージェントは使わないかも…。
— 月の人(転職活動中) (@tsukiyono4) 2019年6月4日
第二新卒に強い転職サイト・エージェントでチェックすべき4つの選び方
転職サイトは数多く存在しますが、その中から20代向けであり、なおかつ優良サイトであり、さらには自分の転職にあったサイトを選ばなければなりません。
転職サイトの数が多すぎて、最初はどのサイトを利用していいのか分からなくなってしまいますが、チェックすべきポイントさえ押さえてしまえば簡単に判断できます。
保有する求人の数
まず注目すべきところは、保有する求人の数です。求人の数が多いという事は、それだけ自分にあった条件の求人に出会える可能性が高いということ。
業界最大級だと、ビズリーチやdodaといった大手転職サイトで求人数は10万件以上。
それに続くのがリクナビNEXTといった1万件以上の求人数を有するサイトです。1万件以上の求人があれば、求人数が多い部類の転職サイトだと言えるでしょう。
逆に、求人数が1万件に満たない転職サイトになると、「大手にはない細やかなサービス」など、求人数以外の部分を強みとして打ち出している場合が多くなります。
ただし、求人数が多ければ上手くいくのかというと、そうとも限りません。求人数が少なくても、それは特定の業界や業種に特化しているから、ということも考えられます。
業種を特定せず、幅広く求人を探したい場合には、求人数が多いサイトを利用することをお勧めします。
20代・第二新卒に強いこと
幅広い業種、そして幅広い層の転職者を対象としているサイトもあれば “特定の分野に特化しているサイト”も存在します。そしてもちろん、“20代の転職”、“第二新卒の転職”に特化したサイトもあります。20代・第二新卒専門の転職サイトを利用することで、より効率よく自分の条件に合った求人を探す事ができるはずです。
また、そういったサイトを利用することで、サイトに掲載されている20代・第二新卒向けの転職コンテンツを閲覧することができるのも魅力の一つ。
実際に20代で転職した人のインタビューや、第二新卒についてのコラムが掲載されているサイトも多く見られます。20代の転職に関するコンテンツを見て転職への知識を深めながら、求人を探すこともできるのが、20代・第二新卒専門サイトの大きな魅力でしょう。
営業が強いなどサイトによって得意分野が違う
その転職サイトの得意分野が何なのかをチェックすることも大切です。例えば、“20代向け”という点では同じ転職サイトでも、どちらかは営業職に強く、どちらかはIT関係の転職に強い、ということがあります。
それを理解し、自分の希望する職種に強いサイトを利用していないと、自分が興味のない求人ばかりを紹介され、時間の無駄になってしまいます。
女性なら女性特化の転職サイトも良い
20代・第二新卒向け、営業職向け、といった得意分野がそれぞれのサイトにある中、“女性向け”の転職サイトも数多く存在しています。
働く女性が増え、その働き方も多様化し、またそれを受け入れる企業とそうでない企業とが分かれている今、自分に合った企業を上手に選ぶことは女性転職者にとって非常に重要です。
特に今後、結婚や出産といったライフイベントを予定している人は、その先のことも考えて転職活動をする必要がありますから、女性の転職に特化した転職サイトの利用をおすすめします。
第二新卒が転職エージェントを利用する5つのメリット
転職エージェントを利用する際、メリットばかりに着目しがちですが、当然デメリットもあります。
メリット・デメリットがわからないまま利用しても、その恩恵が十分に得られず。無駄な時間を費やすことになってしまいます。
転職エージェントを上手く活用できれば、非常に有用なサポートを得られますので、正しい知識を身につけていきましょう。
転職エージェントを利用するメリット5つ
- キャリアについて相談できる
- 履歴書の添削・面接対策をしてもらえる
- 担当のアドバイザーによる後押しが期待できる
- 転職活動にかかる手間が減る
- 自分の市場価値がわかる
キャリアについて相談できる
プロによるキャリアカウンセリングを受けられるのは、転職エージェントを利用する魅力の一つといえます。とりあえず、今の会社を辞めたいけど、自分が「ほんとうにやりたい仕事」がわからず、転職に不安を覚える方も多いかと思います。
今の会社を続けるのが正しいのか、辞めて他の会社を探すべきなのか、自分の生活・将来がかかっているため、簡単に決断できないのは当然です。
自分自身で答えを出さなければいけない問題ですが、第三者からのアドバイスによって視界が開けることもあります。特に転職のプロであるキャリアアドバイザーであれば、キャリアに関する知識や情報、経験を豊富に持っています。
やりたい仕事がわからないと悩んでいる方は、一度キャリアカウンセリングを受けてみるとよいでしょう。
仕事で色々心配なことがあって、キャリアカウンセリングに行ったら、
心配だった未来が少し見えてきて安心した。
行ってよかった。— アンバサ (@9v9bvv) 2018年10月25日
履歴書の添削・面接対策をしてもらえる
転職エージェントでは、履歴書の添削や面接対策をサービスの一環として行っており、志望動機や転職理由を考えるのが苦手な人も安心です。
転職活動中、複数社に応募していると企業研究にかける時間がおろそかになり、その会社の志望動機があやふやなものになりがちです。
当然、志望動機があやふやであれば不採用となりやすいといえます。
転職エージェントでは、ただ企業の求人を掲載しているだけではなく、採用担当者にどのような人材を求めているのかヒアリングしています。
そのため、履歴書の添削や面接対策をする際も、応募先企業のニーズに合わせて指導することで、高い書類選考通過率・内定獲得率が期待できるのです。
初めて転職エージェント使ったけど、ちゃんとヒアリングしてワイの履歴書と経歴書を素晴らしいものにしてもらったのですんごい感動した
— なかみん (@nakamin53) 2019年5月16日
担当のアドバイザーによる後押しが期待できる
転職エージェントの役目は言ってしまえば、「あなた」という商品を売る営業であり、企業に採用してもらえるよう後押しするのも仕事の1つです。
人手が足らず、どんな人でも良いから欲しいという会社でないかぎり、第二新卒でも厳しい目で見る会社は意外と多くあります。
もしあなたが合否の当落線上にある場合でも、担当のアドバイザーが後押ししてくれることで、採用される可能性が上がるかもしれません。
転職活動にかかる手間が減る
転職エージェントを利用した場合、面接の日程調整や会社との条件交渉など、手間がかかる作業へのサポートを得られるのも大きなメリットです。転職活動はそれなりに事前準備をして望まなくてはならないため、面倒だと感じている人も多くいます。
【転職中にしんどかったこと】
1位:メンタルが不安定になる |
2位:情報収集、書類作成の時間が足りない |
3位:面接の日程調整が難しい |
4位:お金が足りない |
5位:周囲に知られず転職活動をするのが大変 |
転職活動中「正直しんどかったこと・悩み」ベスト5と乗り越え方【体験談】|マイナビ転職
特に働きながら転職活動をする場合、日中は普通に仕事を行い、帰宅後の時間を書類作成や企業研究に費やすため、精神的にも肉体的にもストレスを感じやすいです。
また、とりあえず端から求人に応募するやり方だと、予想以上に書類選考を通過した場合、スケジュール調整に苦労します。転職エージェントでは、日程調整や応募書類の提出などのサポートだけでなく、求人票ではわからない企業情報を提供してもらえるため、効率よく転職活動を進められるでしょう。
転職エージェント楽すぎる
書類さえ用意しておけば面倒な応募メールの文面とか考える必要なし
面談の日程調整に頭を悩ませる必要もなし— ちゃんレタス (@chanLettuce01) 2019年4月8日
自分の市場価値がわかる
転職エージェントを利用することで、自身の市場価値がどれだけあるのか確かめられるのも大きなメリットです。
後述するデメリットでも解説しますが、転職エージェントにとって転職希望者は「商品」であり、優秀な人を紹介するほど高い報酬が得られます。
なので、優秀な人には手厚くサービスを行い、そうでもない人への対応は雑になりやすいです。もちろん、利用者一人ひとりに対して丁寧なキャリアアドバイザーもいますが、それでも可能な対応は限られます。
第二新卒での転職では、市場で高い評価を受けるほどのスキルや経験をもっていないため、あまりメリットとはいえませんが、今後利用する機会のために覚えておいて損はありません。
定期的にエージェントなどに会って自分に提示される給与、つまり「値段」を知っておくことはきわめて重要ですね。それがマーケットの評価だから。あと、エージェントから見て自分は魅力的な「商品」と思われてるか、語り口から確認するのも大切。
— とくさん (@nori76) 2019年5月16日
第二新卒が転職エージェントを利用するのにデメリットはある?
転職エージェントを利用する場合のデメリットは3つあります。
- 興味がない求人を紹介される
- しつこく営業の連絡がくる
- 採用のハードルが上がる
興味がない求人を紹介される
転職エージェントに登録すれば、誰もが条件の良い求人を紹介されるはずもなく、ご自身のスキルや経歴次第では、興味がない求人ばかり紹介されることもあります。
利用者は無料で転職エージェントを利用できるものの、決してボランティアでサービスが提供されているわけではありません。
あくまで、あなたのスキルや経験に見合った求人を紹介してくれるだけです。また保有していない分野の求人を紹介するのも難しいといえます。
「残念ながら紹介できる求人がない」といわれるか、興味がない分野の求人が大量に送られてくるのであれば、他の転職エージェントを利用するか、条件を見直してみましょう。
大手転職エージェントに5社登録。3社からはあなたには案内できる会社ありませんってお断りメールがきた。残り2社の内1社は、興味が無い会社の求人メールをガンガン送ってくるだけ。
最後の1社だけは、親身になって、希望に合う求人だけ案内してくれた。— みじかぷんぷん@ワーママ転職活動中 (@mijikapunpun) 2019年5月31日
出来心で転職エージェント登録してみたけど、めちゃ電話くるし、興味ない求人ゴリ押しされるし、求人の質に大差ないしでいいことないし、全部断りたい気持ちが湧き出ている
— ごん (@times_gon) 2019年5月27日
しつこく営業の連絡がくる
転職エージェントは紹介した人材が企業に採用されないと報酬を得られないため、メールや電話でしつこく営業の連絡をしてくる場合があります。
キャリアアドバイザーは言ってしまえば、一種の営業職であり、面談数や紹介手数料が目標数値として設定されています。
当然、目標が達成できなければ、アドバイザー自身の査定等にも響いてきますので、しつこく営業をかけて求人に応募させようとするわけです。
ゆっくり時間をかけて転職活動したい人にはわずらわしいかもしれないですが、無料で利用できる以上、ある程度の割り切りは必要かもしれません。
人材会社にいた経験から言うと、転職エージェントは転職希望者を「受注目標達成の道具」としか基本的に見ていないので、転職エージェントを盲信するのはやめた方がいいなと思います。それをわかった上でエージェントから情報を引き出すフェアな関係になれるならエージェント使うのはアリだと思います。
— 藤田佳佑 / 執行役員 at アライドアーキテクツ (@sato310sss) 2018年10月14日
転職エージェントって会社によっては面談数が数値目標化されてたりしますからね……
(面談予定が入ってないと上司に詰められたりとか)しかしまぁこれで1カウントになるのは本末転倒感あります 笑
— タレまゆ@キャリアのしくじり先生 (@taremayu_sue) 2019年3月8日
採用のハードルが上がる
転職エージェントを利用する場合、採用へのハードルが高くなるので注意が必要です。
転職エージェントから紹介された人材を採用した場合、企業はエージェントに対して報酬を支払う必要がありますが、大体年収の3割程度が相場となっています。
仮に年収400万円の方を採用した場合、400万円×0.3=120万円の支払いが必要です。
転職サイトの場合だとひと月の掲載で数十万ほど、ハローワークでの募集だと無料なため、他のサービスに比べると、転職エージェントは割高といえます。
そのため、企業が転職エージェント経由で採用をする場合、厳しい目で見られやすく、「悪い子ではないけど高い報酬を払ってまでは…」と見送られる可能性が高いのです。
企業HPなどから直接応募したほうが、実は採用につながる可能性が高いので、転職エージェントだけに絞った転職活動はおすすめしません。
転職とかで直接応募できるところはちゃんと探したほうがよい。全然コストが違うので雇う方も取りやすい。転職エージェントやサイトのマージンがいかに高いか知った方がよいです。
— Kanno (@gambaru_se) 2019年4月20日
転職エージェントって会社にとってはコストが発生しているので、直接応募よりも採用ハードル上がるらしいですよ…
転職サイトでいい求人みつけたらそこから会社の採用ページに飛んで応募した方が採用されやすいみたいで。クソみたいなエージェントは無視しましょう!— そんちょ@ささみ (@samuminton) 2019年3月12日
第二新卒が転職成功に向けた転職エージェントの賢い利用法
- 二卒特化、大手総合、中堅総合の3つで探すとよい
- 複数のエージェントに登録する
転職エージェントには、「総合型」「専門型」2つの形態があり、それぞれ特徴が違います。総合型はジャンルを問わず、幅広い業界・職種の求人を紹介しており、専門型は分野に特化した求人の紹介を得意としています。
総合型転職エージェント例 | 専門型転職エージェント例 |
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専門型だけだと情報が偏ってしまい、総合型だけだと専門性の面で不安が残ります。そのため、総合型と専門型を併用すると、それぞれの足りない部分を補うことができるでしょう。
専門型を選ぶ際、特に働きたい業界や職種が決まってないのであれば、第二新卒の転職に特化したエージェントに利用するのがおすすめです。
また、大手総合型のエージェントは利用者が多いことから競争が激しく、条件の良い求人が回ってこない可能性があります。なので、中規模の総合型転職エージェントも併せて登録しておくことをおすすめします。
第二新卒の転職でエージェントを利用する際の注意点
転職エージェントの利用方法を間違ってしまえば、満足した結果は得られません。
転職エージェント利用時の注意点を確認しておきましょう。
キャリアアドバイザーの話を鵜呑みにしない
キャリアアドバイザーの話す内容には、ポジショントークも含まれているため、話を鵜吞みにしすぎないほうがよいでしょう。
あくまで仕事として利用者の就職をサポートしているだけであり、善意に期待しすぎてはいけません。求職者からはお金をもらっていない以上、話を聞いてアドバイスで終わりではいけないのです。
質が悪いキャリアアドバイザーに当たってしまうと、希望に合わない求人に無理やり応募させてくる場合もあるため注意しましょう。
経歴やスキル、退職理由などは正直に伝える
キャリアアドバイザーとの面談で、スキルや経歴、退職理由をごまかしてしまうと、キャリアカウンセリングの意味が薄れ、効果的なアドバイスが受けられません。
質の高いアドバイザーの場合、目先の結果だけでなく、5年、10年先のキャリアを踏まえてアドバイスをしてくれるため、正直に話すメリットのほうが大きいといえます。
また、スキルや経歴をごまかしていた人を会社に紹介してしまった場合、エージェントへの信用は落ちてしまいます。当然、利用者はブラックリスト入りし、その後サポートは受けらないでしょう。
複数の転職エージェントから同じ企業の求人に応募しない
複数の転職エージェントに登録している場合、同じ企業の求人を紹介されることがありますが、応募するのは1つのエージェントからだけにしましょう。
複数社から応募すれば内定獲得の確率が上がるのではと思うかもしれませんが、むしろ応募した求人の管理ができない人と判断されかねません。
どうしても、落とされた会社を諦めきれないのであれば、転職サイトや企業HPから直接応募しましょう。直接応募の場合は、費用が発生しないため、応募者に対するハードルが下がります。
大手転職エージェントの場合、エージェント内でも選考が行われるため、実は応募自体がなされていないこともあります。利用者は企業に落とされたか、エージェント内で落とされたかは確かめる術がありません。たまに見られる、他エージェントから応募したら受かったという口コミは、エージェント内の選考で落ちた可能性が高いといえます。
担当者の対応が悪い場合は会社に問い合わせしたほうがよい
どれだけ規模が大きく、評判が良い転職エージェントでも、1人は対応の悪いキャリアアドバイザーがいます。転職エージェント自体は変えたくないという場合は、担当者を変えてもらえるか問い合わせてみましょう。
対応はエージェントによってマチマチですが、もし変更があった場合は、再度クレームを受けないよう、ある程度質の高いキャリアアドバイザーに担当させるはずです。
ただ、担当者が変わったところで希望にあう求人紹介が受けられるとは限らないので、こだわりがなければ、他のサービスを利用したほうがよいでしょう。
面談・面接のドタキャンはしない
転職エージェントも採用担当者も忙しいなか時間を作って、あなたとの面談・面接の予定を組み入れているため、当然ですがドタキャンはNGです。
社会人としての基本中の基本も守れないような人を、企業に紹介してくれる転職エージェントはありません。もし予定していた日程での面接が難しいのであれば、わかった段階で早めに連絡を入れましょう。きちんと連絡を入れれば、日程をずらすなり、時間を遅らせるなり対応してくれるはずです。
第二新卒が転職活動を成功させるためのポイント5つ
転職エージェントはあくまでサポートであり、納得いく転職をするためには、あなた自身が主体的に進めていく必要があります。転職活動を成功させるための5つのポイントを紹介します。
自己分析と企業研究はしっかりやる
自己分析と企業研究は、転職活動の土台となる部分ですので、面倒であってもしっかりやりましょう。自己分析や企業研究をおろそかにしたまま、新しい職場を決めてしまうと、どうしても転職後に違和感をいだきやすいです。
自分が何をやりたいのか、どんなことが好きなのか、しっかりと見つめ直しておきましょう。やりたいことがわからないという方は、どんな職場だったら長く続けられそうか、どんな仕事だったら楽しめそうかで考えてみるとよいかもしれません。1日の半分近くを仕事に費やす以上、嫌だと感じる仕事は極力避けるべきです。
転職サイトも併用して転職活動を行う
転職エージェントを利用していると、あれこれサポートをしてくれるため、受身な姿勢での転職活動になってしまいがちです。
自分から動かない転職活動は失敗の元ですので、転職サイトでの求人探しを怠ってはいけません。転職エージェントからもらえる情報には有益なものが多いですが、偏りもあります。最終的に決断するのはあなたである以上、自分から積極的に行動しましょう。
Twitterや口コミサイトで情報収集をする
転職活動を成功させるためには、情報収集が非常に大事となります。幅広くリアルに近い情報を集めるには、転職サイト・エージェントだけでなく、Twitterや口コミサイトも活用しましょう。
【おすすめ企業口コミサイト】
ただTwitterや口コミサイトは匿名での投稿も多く、内容も主観的です。自分にとって、都合の良い投稿だけを拾わないよう注意してください。
転職先の選択肢を狭めすぎない
転職先の探し方は人それぞれであり、「これが正解」というやり方はありませんが、最初から選択肢を狭めすぎないほうがよいでしょう。「何となく安定してそうな大手がいきたい」「営業はノルマがキツイから事務がいいな」といった理由で企業選びをするのが悪いわけではないです。
ですが、5年10年経ったときに、市場のニーズに合ったキャリアを築けているでしょうか?
大手企業であっても終身雇用制度の維持が難しい時代がすでに来ています。若いうちから、将来的なキャリアを考えて行動した人とそうでない人の差は大きくなるでしょう。
なので、転職活動中は選択肢を狭めすぎず、いろいろな視点から仕事探しをすることをおすすめします。
【転職先を探す際のコツ】
- 自身のスキルや経験を活かせる職場を探す
- 絶対にやりたくないことを書き出す
- 将来性のある業界・会社を選ぶ
- 身につけたいスキルを基準に選び
- 柔軟な働き方ができるかどうかで探す
労働基準法の簡単な知識を身につけておこう
転職するうえで一番避けたいのが、ブラック企業に入社することですよね。ブラック企業を避けたいのであれば、労働基準法に関する知識を簡単にでも身につけておいたほうがよいでしょう。
【よくある労働基準法違反】
- 残業代を1分単位で払わない
- 有休を取得させてもらえない
- 給与明細で基本給と固定残業代の区別がされていない
- 従業員が10人以上いるのに就業規則の届出がされていない など
労基法に関する違反は会社が都合よく法律を解釈しているケースだけでなく、そもそも法律があること自体知らなかったというケースもあります。自分自身を守るためにも、労働に関するルールを勉強しておいて損はありません。
【関連】確かめよう労働条件|厚生労働省
まとめ
新卒で就活に失敗した人でも、第二新卒として転職活動を頑張れば、十分に挽回できるチャンスはあります。しかし、就活と違って転職活動は自分1人で進めていかなければならず、不安や悩みも多いかと思います。
社会人としての経験・知識が浅い、第二新卒時期での転職には、転職エージェントの利用がおすすめです。
【第二新卒が転職エージェントを利用するメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
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経験豊富なアドバイザーから、情報やノウハウを得られるのは大きいですし、キャリアカウンセリングによって、自分がやりたいことを明確にできるかもしれません。
ただし、アドバイスの中には、ポジショントークも含まれていることは考慮しておきましょう。